こんにちは、宇里あかです。
ブログの記事や動画などのコンテンツには、
2つの性質があります。
それは、
フロー情報とストック情報というものです。
フロー=「流れる」情報と、
ストック=「資産になる」情報
ということですね。
これが理解できると、
ファンが定着して長期的に稼げるブログ
とはどういうものなのかわかります。
まず、フロー情報とはどういうものかと言うと、
旬の話題とか、「〇〇ブーム」みたいな
「最新情報」のこと。
ブログだと、トレンド記事と呼ばれたりします。
そして、ストック情報というのは、
定番の話題とか、「〇〇の知識」みたいな
「価値が変動しにくい情報」のことです。
ブログで言えばロングテール記事と呼ばれるものです。
これらの性質の違いはというと、
フロー情報(トレンド記事)は、
すぐにアクセスを集めやすい、
即効性はあるけど、
時間の経過とともに旬が過ぎてしまうと
すぐ読まれなくなってしまう。
対してストック情報(ロングテール記事)は、
即効性がなくて、すぐにはアクセスが集まらないかもしれないけど、
ずっと長い間アクセスを集め続けてくれる。
リピートされる性質を持った情報です。
どちらにもそれぞれメリットがありますが、
基本的にはストック情報を増やしていくことで、
訪れた人にとっておもしろいと思ってもらえて、
「また訪れたいブログだな」
と思ってもらうことが重要です。
新しい知識に触れて、
「へ〜おもしろい!」
と思ってくれたら、
「他の記事も見てみようかな」
と巡回してくれたり、
リピーターになってくれます。
対してフロー情報も、
アクセスを集めやすいという意味では
有効ではあるけれど、
ストック情報とは
はっきりと区別しておくのが大事です。
なぜかというと、
ストック情報の性質のある記事に
旬な話題も混ぜてしまうと、
もともとストック情報であるはずのものが
「フロー化」してしまうからです。
それはどういうことかというと、
たとえば、
書いてからしばらくたって
その記事を訪れた人がいるとします。
そこには本来、おもしろくて役に立つ
はずの情報が書いてあるのに、
過去の古くなった旬の話題も入っているから、
「ん?これは古い情報なのかな?」
という印象を読者が持ってしまう。
それで読むのをやめてしまうかもしれない。
だから、ストック情報の性質を持った
ロングテール記事を書くときは、
季節の挨拶や旬の話題などは入れず、
いつその記事を訪れても
違和感のないようにしておくことが大事です。
フロー情報(トレンド記事)とは、
はっきり分けて書くように気をつけましょう。
またこれらの情報は
しっかりとタグやカテゴリーで分けて、
ブログを訪れた人が、
欲しい情報をすぐに探せる状態にしておく。
記事の一覧ページなどをつくると
巡回しやすいですよね。
「〇〇について知りたいときはあのブログを見よう」
というふうに、読者に思い出してもらえるような
ブログにできたら理想的です。
例えばビジネスの商材ひとつを取ってみても、
「即使える!即儲かる!」
というような、
買ってみたはいいけれど、
すぐ役に立たなくなってしまう情報
というのもたくさんあります。
すぐ使えて、すぐ効果が出るような
即効性のあるものというのは一見魅力的です。
でも大事なのは、
どんな情報を、どう伝えたら、
読んでくれた人がおもしろいと思ってくれるか。
普段の生活にその情報を役立ててくれるのか。
どうすればもっと役に立つ情報に
多く触れてもらえるだろう?
って本質的に考えながら、
記事を書くのが大事ですね。
今回は、
流れてしまう情報=フロー情報
資産になる情報=ストック情報
情報コンテンツには、
この2つの性質があって、
ファンが定着して長期的に稼げるブログ
にしていくためには、
ストック型のコンテンツ
を増やしていくことが重要ですよ。
というお話しでした。